ぱふゅ〜むとヤスタカの出会いについては、謎である。

 なんで、中田ヤスタカがプロデューサーに選ばれたのか?まぁ、事務所の方針なんだが、事務所は何を考えていたのか。マネージャーが考えたのか?しかし、これがなければ、両者の関係も、いまの快進撃も、お互いなかったのであるから、重大事件だよ。

 それはともかく、ぱふゅ〜むは、中学三年の春上京してすぐに、ヤスタカに出会い、曲作りを開始。5月初旬には、「おいしいレシピ」完成。そして、いつしかPerfumeとなり、8月初旬には、CDを発売。少なくとも、併せて4曲を、中田ヤスタカプロデュースにより、完成することになる。これは、新人アイドルにしては、速いペースなのではないか。もしかして、それ以前から、広島時代から、出会っていたのだろうか。

 この中田ヤスタカとの初CDが出るまでは、彼女たちは、ライブもあり、その準備だとかで、慌ただしい中で、歌録りの仕事にも、戸惑いもあっただろうが、忙しい日々を過ごした。一方、中田氏のほうも、この仕事を持ちかけられたのが、いつのことか知らないが、やっぱり、急で、忙しかったのではないだろうか。

 そんな状況下では、彼女たちは、Perfumeに変えられる(この変更は、事務所の方針?ひょっとして、ヤスタカの提言ではないか?)なんて、思ってもいなかったわけだし、中田氏は、プロデュサーとして、既存のぱふゅ〜むではない、独自の新しいPerfumeを作りたかったとしても、ぱふゅ〜むからPerfumeに、彼女たちを精神的にも、曲調的にも、急に変革することは、難しかったと思う。

 この時期、出会って間もなくは、両者の仕事関係は、密であったかもしれないが、現在の彼女達が、彼のことを「また、神がやってくれました」(画像中央:かしゆか、7月発売のシングル曲発売前のコメント)などと表現するような、絶対的な信頼は、まだこの時期には、出来てはいなかったでしょう。

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