Perfume、全国インディーズとして三枚のシングルを、全国チェーン店TSUTAYAで販売。しかし、売れなかったにもかかわらず、再び、中田ヤスタカでメジャーデビューに至った謎の解明。

 それなりにテクノヴォイスに纏まってきた「ビタミンドロップ」も「モノクロームエフェクト」よりも、売れなかったらしいです。
参照→10分で分かるチャートアクション

 
 その原因は、このころ、ヲタ系しか買わないわけだから、よくわかりませんが、モノクロームエフェクトには、当初のBEE-HIVEライブで、早くからやっていた「おいしいレシピ」が入っていたり、三曲入りだったから、より売れたのでしょうかね。あと、衣装とかも、ドロップの原色系が、モノクロームからギャップを作ってしまった感が…?

 まぁ、とにかく売れなくて、営業的には、大失敗ですわ。ビタミンドロップ発売が、2004/09/08で、メジャーデビューの第一弾のリニアモーターガールが、2005/09/21販売ですから、この間一年以上もの長い時間があるのです。ところが、時間はかかりましたが、遂にメジャーデビュー出来たのです。この間の謎の解明は、私の想像より、きちんとした以下のすばらしいブログ記事にありました。
参照→Perfumeの守護神 山本史朗が受け継いだものは▽・w・▽

 イベントで、momo-iとのアキハバラブが、2005.夏ごろありましたが、では、この一年間は、中田ヤスタカ氏との関係は、疎遠になっていたのでしょうか?

 いやいや、そうではないようです。どうやら、「コンピュータードライビング」、「イミテーションワールド」、「カウンターアトラクション」とか「ファンデーション」という、当時はまだ音源化されていない(未だにされていないのもある)が、ライブでやっていたヤスタカの曲があって、これらは、この頃作られたか、この頃音源化して発表する予定の曲だったのかもしれないとのことです。
 しかし、もしヤスタカ(木の子もだけど)が、発売決定がなされていないと知った上で、曲を幾つも作っていたとしたら、よくやったなぁと。仮に、事務所に騙されたのかもしれないが、Perfumeにライブで歌うことを許可していたのだから、彼にも、Perfumeへの暖かい愛が有ったのかもしれないぞ!Perfumeが、中田氏のことを神と呼ぶのは、作曲の天才という意味だけではなく、暖かい神の愛も感じているからかもしれない。

 まぁ、このような中田氏との関係の継続があり、あるいは、エグゼクティブ篠崎氏が、まぁ、軽くでも、中田君でー、などと一言、言っただけだとして、影響力がある訳で…、あとは、現場としては、再度一緒にやって中田氏達と心中しようか、などということですかね。

 こうして、Perfumeは、アキハバラブの秋葉原からリニアモーターガールとして、メジャーデビューへ発車したのでした。


筑波エキスプレス秋葉原の新駅



 まぁ、何より、Perfumeのスタッフは、いいスタッフだったということです。というか、今もそれは、受け継がれているのです。だからこそ、全国ツアーライブ「GAME」の最終ライブでの、終了間際のおおとりに、彼女たちに感動を与えた優しい計らいも、出来るのだなーと思いますよ。人として当たり前のいい関係を、仕事の上でも保っているという、本当に素晴らしいチームです。