perfumeは、リニアモーターガールでデビューすることになって、近未来テクノポップアイドルユニットになった。

 さて、前々回に紹介したブログで、更にわかったことは、テイチクがだめになったので(前回投稿記事参照)、メジャーデビューさせてもらえるレコード会社を探すために、Perfumeのマネージャー達三人が、あるエグゼクティブにお願いにあがった。その頼み込んでいった熱い意気込み・情熱が功を奏して、徳間ジャパンは、Perfumeのメジャーデビューを引き受けることになった。そして、近未来テクノ三部作と言われている第一作目、「リニアモーターガール」のテーマ草案は、本人達でも、事務所でも、木の子でも、中田ヤスタカでもなく、レコード会社のエグゼクティブによるものなのだ。


 
 で、Perfumeを拾ってくれた、レコード会社のエグゼクティブ直々の提案なので、絶対逆らえない。それに乗っかっていくしかない。で、事務所は、近未来の電車で秋葉原アキハバラブ)から再出発デビューするPerfumeってことで、ヤスタカや木の子に話を持っていって「リニアモーターガール」が生まれたと。この曲のほうが、「コンピュータードライブング」より、かなり近未来的で、テクノポップとしては、俄然突き抜けてる曲にきこえるよね。

 だけど、なんだろう、時間がなかったのかな?事務所として、本人達を思って、はやく、メジャーデビューさせたかったのかな?木の子の詞が、これだけはちょっと他の曲と違うよね。かなり単純化してる。近未来的にするために、テクノ的にするために、簡略化したのか?で、今回はPerfumeのためにこうやったけど、三部作で近未来テクノな詞を続けていくことは、性に合わないのか、抜けてしまったのかな?

 話を主題である三部作に戻すが、この三部作と言うテーマは、こうしたメジャーデビュー前の事情で、Perfumeの再出発の方向性を踏まえた上で、事務所が、あるいは中田ヤスタカが、発案したものではないであろうか? エグゼクティブは、そこまでは、言わないであろう。きっと、近未来テクノポップを三部作などと銘打っておいて、売れなくてもせめて、三曲くらいはCDを出し販売させていただこうと考えたのではないだろうか。そして、アミューズPerfumeを近未来テクノアイドルとか近未来テクノユニットとして、再生したのではないだろうか?


一生懸命近未来テクノポップアイドルを自分たちでアピールしてます。